「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

「大繁盛の法則」とは

人口減少、高齢社会・・・・
閉塞状況の日本にあってもちゃんと伸びているビジネスはあります。
そんな繁盛の理由に迫るのがこのサイトの大きな目標です。

まず、第一の法則は、売れない理由を他人のせいにしないことです。
「景気悪くてねえ」「政府がしっかりしないからだよ」「近くに大型店ができちゃってねえ」「こう天候が不順じゃ」「日ならびが悪くて」 売れない理由を考えるのはみんな天才です。
要するに自分のせいじゃないといいたいだけなんです。
大手企業のサラリーマンこそ必死に売れない弁解する哀れな輩、
上司にダメの烙印をおされれば出世もおぼつかないということでしょう。
「売れないのは自分のせい」という人は、なかなかいません。
しかし他人のせいにしている限り、真剣に売れるように改善することはないのではないでしょうか。
売れない理由に真摯に向き合う態度こそ大繁盛の法則の第一歩です。

第二の法則は、わかっているようでできないことです。
それは顧客の立場で考えるということです。
売り手の都合を考える、自分の都合で押しつける。これでは成功は長続きしません。
かつてハンバーガーチェーンの経営者が「日本人が朝からハンバーガーを食べるように餌付けする」と言っていました。
コンビニが100円コーヒーを売り出し、おにぎりやサンドイッチを一緒に食べるテーブルや椅子を置き、パソコンの充電コンセントまで用意したら、ハンバーガーチェーンの業績が落ち込んだのも当然でしょう。
自分の都合ではなくお客は何を求めているかを冷静に考える視点が欠かせません。

第三の法則は早起きです。
成功する事業経営者に寝坊な人はいないと思います。
雨が降ったら傘を売れ、というのがビジネスの基本。
だとしたら、他人より先に起きて状況判断をして、需要を予測し、それに対応する機を見るに敏の姿勢が求められます。

他人より遅く起きてきてどうしてそうした対応が取れますか。
これは朝の目覚めだけではありません。
一歩先を読む訓練の問題です。
いまでしょ、ではありません。注意を向けるべきは、先でしょ、と申し上げたい。

さてさてあまりこの欄で書きすぎてはほかの項目を読んでもらえないかもしれません。
それでは私が取材で集めた事例の数々をご覧ください。

西村 晃

西村晃プロフィール

 経済評論家
 1956年 東京生まれ
 早稲田大学卒業後NHK,テレビ東京を経て、96年4月に独立。

  経済評論やマーケティングの第一人者としての評価は高く、著作は80冊以上、講演数は毎年300回、通算3,000回を超えています。また全国から経営者が集う独自のセミナーを7本主宰しています。

プロフィール

  著作は多数、とくに時間の使い方・情報収集のノウハウをまとめた『「ポストイット」知的生産術』や国道16号沿線のライフスタイルが日本経済の標本空間とする『ルート16の法則』、またシブヤを見れば21世紀の日本が見えてくるという『シブヤ系経済学』などのベストセラーの著者としても知られています。